初代理事長よりのご挨拶

日本情動学会は、平成18年10月に「日本情動研究会」として発足しております。
第1回の集会は、京都大学の船橋新太郎先生を座長として、キャンパスプラザ京都にて開催いたしました。
その際には、第1回とは思えないほど多くの研究者、教育者にご参集いただき、 本学会分野の社会的な要求が高まりつつあることを確信いたしました。
その後、毎年の学術集会を重ね、そのたびに参加者が増加していき、平成23年4月に学会として設立に至りました。
本学会には、教育現場でヒトの心の発達に直接触れていらっしゃる教育者の先生方、 研究室で情動の仕組みについて調べていらっしゃる研究者など、情動に関与する様々なフィールドの方々が入会されています。
私たちが日常的に感じ、見てとれる情動。 しかし、その不思議な現象は捉えどころが難しく、学問体系として整理するのはいまだ困難です。
だからこそ、私たちは情動を学問として捉え、正しい情動発達を通じて正しい人間関係が構築できる社会を目指し、 日夜努力しております。

歴史

日本情動学会は、平成18年に日本情動研究会としてスタートしています。
 その後・・・
  日付            研究会名    開催場所    当番幹事
・平成18年10月  第1回日本情動研究会  京都   船橋新太郎(京都大学)
・平成19年11月  第2回日本情動研究会  東京   本間生夫(昭和大学)
・平成20年10月  第3回日本情動研究会  愛知   西野仁雄(名古屋市立大学)
・平成21年10月  第4回日本情動研究会  富山   津田正明(富山大学)
・平成22年09月  第5回日本情動研究会  京都   十一元三(京都大学)
・平成23年12月  第1回日本情動学会   東京   本間生夫(昭和大学)
・平成24年12月  第2回日本情動学会   東京   渡邊 茂(慶応義塾大学)
・平成25年12月  第3回日本情動学会   京都   船橋新太郎(京都大学)

構成員

日本情動学会は、その発足当時から、情動研究を行っている研究者、教育の現場にいる教育者を主な構成員としています。
しかし、その構成員に縛りはありません
日々の暮らしの中で、情動に係わる事は四六時中生じています。
情動を研究し、情動を理解し、情動を真面目に考える方々の集まりになれば幸いです。